皆さんこんにちは、【にーさんのウルトラブログ】にーさんです。
なぞなぞ7000問、日本最大級のなぞなぞサイト【なぞQ.com】を作ったり
iPhoneアプリとかLINEスタンプを作ったりしています(^-^)
nazoq_for_livedoorblog280_SP

そして今回なによりも申し上げたい点は、
実は僕は、福島県相馬市の漁師です
ということです!

皆さん、福島の魚ってどういうイメージでしょうか。

3.11の原発事故により海にも放射性物質が広がり、水揚げされる魚介類にも放射性物質の検査体制が敷かれました。

その後しばらくして、厳格な基準をクリアして十分な安全の確認ができた魚種から、出荷・流通が始まりました。
しかし、出荷・流通開始からかなりの年月が経ちますが、
「なんとなく怖い」というイメージで避けている方も多いのではないでしょうか。

皆さんのそんな不安を払拭したくて、福島の魚と放射性物質について調べた結果を記事にしました。

なるべく分かりやすく皆さんに伝えられるように、自分が当初疑問に思ったことに対して答えるQ&A形式で極力シンプルに書いてみました。

※僕もまだまだ勉強中なので、この記事は随時更新する予定です。
 間違い等あれば、ご指摘いただけると助かります。
 できる限り間違った情報を掲載しないようにしますので、何卒よろしくお願いします。
みんなが食べるものだから




【Q1】まず単刀直入に、、、福島の魚は本当に安全なの?

毎回しっかりと放射性物質の検査を行い、確実に安全基準(しかも超厳格)を満たしているもののみ出荷していますので、流通して(店舗に並んで)いる魚は確実に安全です。




【Q2】そうはいっても福島の魚には放射性物質が入っているんだよね?
それでも安心して食べていいの?

2017年3月現在、流通している魚のほとんどは放射性物質が不検出です。

放射性物質が検出された場合の対応についてですが、国が出荷基準にしている数値(※1)の半分(1kgあたり50ベクレル)以上の値でも検出されれば出荷をしないという厳しい数値規制を、相馬双葉漁協で行っています。
これは、万が一にも国の出荷基準を超える魚を流通させないためです。
そのため、流通しているのは検査結果が国の出荷基準のさらに半分の値を安定して大きく下回っている魚のみです。
安心してお召し上がりください。

※1 国が出荷基準にしている数値(基準値)について
食品 1 kg 中の放射性セシウム(セシウム 134 とセシウム 137)の量のことをいいます。
水産物の食品安全基準値は、100Bq/kg(1kgあたり100ベクレル)です。




これについては、厚生労働省Webサイト「食べものと放射性物質のはなし」Q&Aでも

■基準値以下の食品は、ずっと食べ続けても安全です

2012年4月からの新しい基準値は、食べ続けたときに、その食品に含まれる放射性物質から生涯に受ける影響が、十分小さく安全なレベル(年間1ミリシーベルト以下)になるよう定めています。
これは、食品の安全基準を定めている国際的な委員会が、これ以上の措置をとる必要はないとしている指標に基づく、厳しい水準です。
このようにはっきりと書かれております。

少しでも放射性物質が入っていたら危険という間違った考えは避けて、食品安全基準値等と合わせて正しく理解していただければ幸いです。


食品と放射能PDF/農林水産省Webサイト

このPDF資料のなかにあるこちら(↓)の表を見る限り、いまの放射線量のなかで健康影響を心配するなら、喫煙受動喫煙による健康被害を気にしたほうがよい気がします。
※野菜不足や運動不足、痩せ過ぎ太り過ぎ、酒の飲み過ぎも。
  健康影響の例(放射線と生活習慣によってがんになるリスク)



(おまけ)
放射性セシウムについて、自然界にふつうに存在する放射性物質であるカリウム40と化学的性質が似ているので、体内でほぼ同じように分布すると考えられています。

そこで、身近な例としてカリウムが多く含まれるバナナには、放射性物質が何ベクレルくらいあるのかについて調べてみました。
バナナ1kgあたりのカリウム含有量は3600mg(3.6g)です。
カリウム1gあたりのカリウム40は30.4Bq(ベクレル)です。

30.4Bq/g × 3.6g = 109.44Bq

つまり、バナナ1kgあたりのカリウム40は109ベクレルということです。
(資料によっては130ベクレルと計算しているところもありました)
※ちなみにアボカドのカリウム含有量はバナナの2倍です。
※もっとカリウム含有量が多い食べものはほかにもたくさんあります。

(参考:食品成分データベース@文部科学省)
https://fooddb.mext.go.jp/




【Q3】子どもが食べた場合も大丈夫?

はい、大丈夫です。
Q2で書いた食品安全基準値(1kgあたり100ベクレル)は、
年齢ごとの限度値のうち最も厳しい値(1kgあたり120ベクレル)を下回る数値として設定されておりますので、妊婦・幼児・お子さんが食べる場合も考慮されています。
新たな基準値設定の考え方
 ●食品中の放射性物質の新たな基準値@厚生労働省から抜粋
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/dl/leaflet_120329.pdf


Q2でも引用した厚生労働省Webサイト「食べものと放射性物質のはなし」ページのQ&Aにも
■子どもをはじめ、すべての年齢の方に配慮して、基準値を設定しています。

一般食品の基準値は、影響を最も大きく受ける、食べ盛りの13~18歳の男性の食生活などのデータに基づいて定めました。
もし乳幼児が、基準値の放射線を含む食品を食べ続けたとしても、摂取量が少ないことなどから、年間に受ける線量は大人の半分以下です。
一般食品を子どもが食べても安全ですが、さらに一層の配慮として、「乳児用食品」や、子どもが飲むことが多い「牛乳」については、より厳しい基準値を設定しました。
このようにはっきりと書かれております。
ですので、お子さまでも安心して召し上がっていただけます。



 

その他役に立ちそうな情報

●食べものと放射性物質のはなし@厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/houshasei/index.html

●食品中の放射性物質の対策と現状について@厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/dl/20131025-1.pdf

●妊娠中の女性や育児中の母親向けに放射線への心配に答えるパンフレット@厚生労働省

さいごに

放射能も放射性物質も、ニュースでいろんな話しをされても難しくてよく分からない。
でも、なんとなく「汚染」とか「被曝」とか、危険そうな印象だけは残る。

正しく知って、正しく判断すると、少しだけ人生が豊かになるかもしれません。

この記事をきっかけにでもそれ以外のきっかけでも、一人でも多くの方が、
安心して福島の魚を召し上がっていただければ幸いです。

いぎなしうめ〜ど〜♥(とってもおいしいよの意)


ではここで一句。

「人はみな 知らないものを 遠ざける」

ありがとうございます。