にーさんのウルトラブログ

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タグ:漁業

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僕は福島県相馬市で漁師をしています。

福島県産の魚介類を「なんとなく怖い」というイメージで避けている方の不安を払拭したくて、前回、
という記事を書きましたが、みーちゃん(嫁)に見てもらったところ「分かりづらい」といわれたので、改めて整理してまとめなおしてみました。



ちなみに、僕がこの記事で伝えたいことは、
  1. 世界にはもともと放射能があって、あなたも昔から被爆者(だから過剰反応はやめて冷静になろう)。
  2. 出荷されている福島県産の魚介類は、国の出荷基準以上に厳しい自主出荷基準を、大幅にクリアしているので、自信を持って安全といえます。
  3. 出荷基準っていうのは、もちろん子ども考慮されていますのでその点も安心してね。

です。

それを知っていただければ、ぶっちゃけこの記事(ここ以下の文章)を読んでもらえなくてもよいですw
 

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そして今回なによりも申し上げたい点は、
実は僕は、福島県相馬市の漁師です
ということです!

皆さん、福島の魚ってどういうイメージでしょうか。

3.11の原発事故により海にも放射性物質が広がり、水揚げされる魚介類にも放射性物質の検査体制が敷かれました。

その後しばらくして、厳格な基準をクリアして十分な安全の確認ができた魚種から、出荷・流通が始まりました。
しかし、出荷・流通開始からかなりの年月が経ちますが、
「なんとなく怖い」というイメージで避けている方も多いのではないでしょうか。

皆さんのそんな不安を払拭したくて、福島の魚と放射性物質について調べた結果を記事にしました。

なるべく分かりやすく皆さんに伝えられるように、自分が当初疑問に思ったことに対して答えるQ&A形式で極力シンプルに書いてみました。

※僕もまだまだ勉強中なので、この記事は随時更新する予定です。
 間違い等あれば、ご指摘いただけると助かります。
 できる限り間違った情報を掲載しないようにしますので、何卒よろしくお願いします。
みんなが食べるものだから




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皆様こんにちは、【にーさんのウルトラブログ】にーさんです。



今日は昔話をひとつ。



うちの父は福島県相馬市で漁師をしています。

いまは震災(というか原発)の影響でまともな漁ができていませんが、父は漁師という職業に誇りを持っています。

僕達(子どもたち/4人兄弟)がお父さんの獲ってきた魚を美味しそうに食べていると、
「なんか自分の獲ってきた魚がうまいって言われっと嬉しいなあ。」
とニコニコしながら僕達を見て喜んでいたのが印象的です。



そんなお父さんの声を聞きたいと思った、それだけの話しです。
どうぞ聞き流してくださいまし。





ホームシックになったある日、僕はお父さんに電話をしようと思いました。

話す内容は、とくにないのですが。

1月末納車予定のプリウスは、届いたのか、調子はどうなのか、
を建前に、ちょっと声を聴きたかったんです。

携帯電話の電話帳から、お父さんを検索。
お父さんの名前を見つけて、あとは、通話ボタンを押すだけ。



しかし、その通話ボタンが、なかなか押せなかった。



思えばいままで、用もなくお父さんに電話をかけたことなんてほとんどない。

上京後も、お父さんと電話で話したのは、
お母さんに電話をかけたときに、
「隣にいるから、ちょっとお父さんに換わる」
という理由で、2、3言話す程度だった。



「元気でやってるのか?」
「病気していないか?」
「仕事は順調か?」



お父さんは、僕を気遣うばかりで、
僕も、
「うん、大丈夫。うまくやってるよ」
と返し、
「お父さんも、大丈夫?元気でやってる?」
とお決まりの言葉を返すだけだった。



小さいころから近況を話す相手はお母さんばかりで、
お父さんには、

「学校はうまくやってるか?」
「勉強はしているのか?」

と聞かれて、

「うん、大丈夫」

と答える程度の会話しかしていない気がする。



仲が悪いわけではない。むしろ大好きだ。

お父さんはいつも優しかったし、厳しさもあった。
子供の頃は漁から帰ってきて疲れているだろうにめいっぱい遊んでもらった記憶がたくさんある。

 

ユーモアもあって、周りの人気者だった。

僕のユーモアセンスは確実にお父さんから、自然に叩き込まれている。

僕のこども好きもきっとお父さんのおかげだろうと思う。



親子の関係というのはなんといったらいいのだろうか。

子供のいない僕は、未だ説明のすべを持ち合わせていないせいか、言葉に詰まってしまう。



愛していて、感謝がいっぱいで、ずっとそばで僕を見てくれていた存在。

そんなところだろうか。



時にはウザッたいときもあった。



でもなんというか、親の無条件の愛に応えるすべを持っていないのが歯がゆくて、逃げていたのかもしれない。

十代の若者に親の愛の偉大さは到底分かりっこないと、いまでは思う。



さて。

そんなお父さんに勇気を振り絞って電話をした。





・・・圏外だった。

おそらく漁に出てたのだろう。



勢い余った僕はお母さんに電話をした。



母「もしもし?」

にー「あ、お母さん?」

母「なぁに、急に、どうしたの?」



僕の声を聞いただけで、嬉しさを押さえきれないお母さんの声が、心に沁みる。

にー「うん、あの、1月末にプリウス届くって言ってたでしょ、それで、その後どうかな、とか思って、あの、トヨタのリコール問題とかあったから・・・」

お父さんとの会話に使う予定だった建前を、あわててつらつらと並べる。

母「うん、ふふ、プリウスは届いたよ。あんたが帰ってきたとき乗れるように、保険も変更してあるから。うん」

にー「うん、ありがとう、3月の3連休で帰るかもしれないから、それが決まったら、そのとき、乗るよ」

母「なぁに、今日はびびちゃん(甘えん坊の意)だねぇ。」

にー「そそ、そんなことないよ」

いい大人になったのに、照れ隠しにとっさに自分の感情を否定する。

情けないが、お母さんの言葉が、声を聞けることが、素直に嬉しい。

母「まあ、お父さんもびびちゃんだからね」



にー「お、お父さんに電話したんだけど、漁だと思うんだけど、お父さんの携帯電話の電源入ってないから、お母さんに電話したの」

母「うん、お父さんは、今日は漁だよ」

にー「じゃあ、お父さんに、よろしく言っておいて、電話したけど、圏外だったんだよって言っておいてね」

お父さんへの思いを必死に伝える自分が、
照れくさく、恥ずかしいけど、なんだか久し振りにお父さんへの素直な感情を出せている気がして、嬉しいような不思議な気持ちだった。



お父さん。

お母さん。

僕は、あなたたちのおかげで、今日も元気に生きているよ。

大事な友達もいっぱいできたよ。



ありがとう。

いつまでも元気でいてね。

最後まで見守るから。

あなたたちより、長生きしてみせるから。



伝えきれない思いを、この一言を繰り返すことによって、満ちない器を満たそうとするよ。



ありがとう。





では、ここで一句
「ありがとう 愛しているけど 照れが先」 



最後までお読みいただきありがとうございます。


 

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